CRYING 〜亜生命戦争〜
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◆このゲームについて
・SEGAオリジナルの横シュー。3段階のレベルのある「オプション兵器」を軸に、わらわらと出てくる敵を倒していく。
最初に4種類の自機から1つを選択することになるが、使える武器やステージ別スピードがそれぞれ異なるため、自機によって攻略方法が違ってくる。
斬新なシステムは特になく、強制スクロールの先にあるボスを倒せばステージクリアというオーソドックスなもの。
出現する敵数は多いものの、自機がやられてもその場で復活する形式や、オプション兵器のレベルが低くてもそれなりに勝負になるため、最終面の一部を除けばゲームバランスは及第点。
ゲーム自体の難易度は超難と言われることもしばしばだが、言われているほど難しくはない。このゲームより遥かに難しいソフトなど星の数ほどある。
ゲーム難易度は5段階に設定することができる。但しPracticeだとステージ5クリアで強制終了だからホントに練習用、Hardestだと弾除け不可能な攻撃雨霰で超エキスパート向きなので、事実上Easy-Normal-Hardの3択。
(尚、2Dシューティング好きを自負する私であるが、恥ずかしながらHardestモードでクリアしたことは1度しかない)
コンティニューは5回までであるのは厳しいものがあるかもしれないが、この辺はゲームをやり込むことでカバーできる。
・ところで、このゲームの英語版のタイトルは「Bio Hazard Battle」であるため、日本でヒットした「バイオハザード」は、英語版ではまったく異なるゲーム名になっているらしい。
そんなトリ○ア的ネタや、「亜生命戦争」というサブタイトルからも想像できるように、このゲームに登場するキャラの殆どは、異常な姿の生物である。
そう、人によってこのゲームの好き嫌いがはっきりと分かれてしまう理由は、ここにある。
これがゲームにおける最大の特徴であり、かつ最大の魅力…
・自機は虫や魚の形をしている。そして敵キャラの多くは虫…いや、蟲である。生物が敵キャラというゲームは割と存在するが、ここまでリアリティのある姿形・動作をするものは他にあるだろうか?
いや、生物独特の気味の悪さはむしろ更に強調されている。3面の巨大幼虫、4面の塚でうねうね蠢く蛆、6面の赤い幼虫、など…
キャラの動作も凄い。4面の蛆や巨大な半透明幼虫、5面のスライムみたいな謎生物、7面の延々湧き出るゴミなど…
こういうのが弱い人にとっては、この文章を読んだだけで吐き気がするくらいであろう。
だが、混沌とした世界観は、このゲームで遊ぶものを虜にする。世界観を徹底的に演出するため、BGMやSEなども作りこまれている。
重低音が鳴り響く音楽、巨大な亜生命を蹴散らした時の爽快であり不気味でもある効果音…。
一言:横シューでは珍しく、2人プレイが可能。敵は1人用の時よりややかたくなっている。
◆攻撃方法
・通常弾
当然威力は弱く、連射も出来ない。
ぱらぱらと現れるザコを倒す状況くらいしか出番なし。
・エネルギー弾
どれかのボタンを一定時間押しつづけてから離すとエネルギー弾を発射。
カタイ敵や大量のザコに対する先制攻撃に最適!
自機によってエネルギー弾の弾道が微妙に違っていたりする。
・オプション兵器
このゲームにおいて最も重要な攻撃方法。
自機によって装備できる武器が異なるが、いずれもレベルは1〜3の3段階。
同じ色の浮遊ボールを連続して取ると武器のレベルが上がり、違う色を取るとレベルはそのままで武器の種類のみ変化する。
プレイヤーがやられると武器のレベルが1段階下がってしまうが、レベル1のときにやられたときは、レベル1のまま。
武器の特性を知り、どこで武器の種類を切り替えるのかが、ゲーム攻略の大きなポイントだ。
拡散弾(緑)=拡散する小型弾を一度に数発打てる。レベルアップで一度に打てる弾が増加。
→唯一すべての自機が装備できる武器。まあまあ使えるが、一発の威力を考慮すると対ザコ用の武器か。
リングレーザー(赤)=敵や壁に当たると一定ダメージを与え反射。レベルアップでリングが太く強力に。
→基本は敵が多かったり狭い所用だが、カタイ敵に兵器をぶち込み攻撃すると強力な貫通レーザーと化す。
追尾レーザー(赤)=敵を自動的に追いかけてくれるレーザー。レベルアップでレーザーが太くなる。
→初心者御用達。敵が少ない時は最強と言ってもいいが、逆に敵が多いと狙いが定まらず殆ど役に立たない。
連射弾(黄)=ボタンを1回押すと威力の弱い高速弾が数発撃てる。レベルアップで弾が大きくなり威力が増す。
→レベル3はザコ一網打尽に最適だが、レベル1は威力がしょぼ過ぎ。ボス戦ではあまりお奨めできない。
直進レーザー(黄)=前方に強力レーザーを放つ。敵の通常弾を消せる。レベルアップでレーザーがより極太に。
→抜群の攻撃力は魅力だが、後方からの敵に対しては隙だらけになってしまうので要注意。
放射弾(青)=一度に8方向に攻撃できる。レベルアップで弾が大きくなり威力も増す。
→ザコに四方八方から囲まれても平気だが、連射機能に乏しい。リングレーザーと同じく、敵にぶち込み攻撃も可。
誘導弾(青)=敵の通常弾を消せる誘導機能のある弾で、誘爆も起こせる。レベルアップで誘爆範囲が広がる。
→誘導性にクセがあり過信禁物。しかし威力は強力なので、そのクセにさえ慣れれば最強かもしれん。
・オプション兵器の発射口
実は、このゲームの攻略の真のポイントは、オプション兵器の発射口の使い方にある。
発射口は、単に兵器の発射だけでなく、低レベルの敵の攻撃は消せるし、発射口を敵に触れさせるとダメージを与えられる。
オプション兵器を自由自在に放つには、発射口を自由自在に動かせるようにする必要がある。
最初のうちは動きの鈍い発射口も、自機を巧みに動かすことにより、素早く振り回せるようになる。
特に後半のステージでは、発射口を使いこなさないと攻略不可能な場所もある。
一言:違う色のボールを取り、武器を変更するまでの数秒間は、オプション兵器による攻撃ができない。
◆自機の紹介
プレイヤーは4つの自機の中から好きなものを1つ選べる。ただし2プレイ時には2人が同一機種を選ぶことはできない。
・フレディ(自機セレクト画面左上)
ステージ別速度=中>中>中>中>中>中>中>中
武器=緑:拡散弾 赤:リングレーザー 黄:連射弾 青:放射弾
→ステージごとのスピードは一定でコントロールはしやすい。これと言って強力な武器がないのが欠点。
・ミューゼ(自機セレクト画面右上)
ステージ別速度=中>中>低>低>中>中>中>中
武器=緑:拡散弾 赤:追尾レーザー 黄:連射弾 青:誘導弾
→武器のバランスはまずまず。速度が遅くなる3面・4面では苦戦を強いられるかも。
・アフラン(自機セレクト画面左下)
ステージ別速度=高>高>高>低>低>高>低>中
武器=緑:拡散弾 赤:リングレーザー 黄:直進レーザー 青:誘導弾
→直進レーザーや誘導弾など強力な武器が使える。速度が遅くなる中盤以降のステージは苦戦必至。
・フルチ(自機セレクト画面右下)
ステージ別速度=低>低>低>高>高>低>高>中
武器=緑:拡散弾 赤:追尾レーザー 黄:直進レーザー 青:放射弾
→初心者が比較的扱いやすい武器が勢揃い。4面・5面のスピードが早いのは有り難いが序盤に苦戦か。
一言:このゲームにおいては自機は障害物に触れてもダメージを受けない。ただしスクロールアウトはする。
◆ステージ別攻略(1プレイヤー、Normalモードを前提としています)
◆小技集
・ステージセレクト
電源投入後、SEGAロゴが出たら[C]を押しっぱなしにする。
そのままタイトル画面で[上][右上][右][右下][下][左下][左][左上][上]の順に1回転コマンドを実行。
成功している場合、ゲームスタートすると、ステージを選択できる画面になる。
→ただし、コマンド判定は相当に厳しい。
・1UP
2万点、5万点、10万点、…以下、5万点取るごとに1UPする。
また、特定のステージのどこかに隠された「1UPマーク」を取っても1UPする。
1UPマークはそのマークが隠れている箇所を攻撃すると出現し、それに自機が触れることで1UPする。
STAGE2:レールが出てきて高速スクロールになり一度上に上がったあと下におりる場面のレール下。GETは厳しい。
STAGE3:巨大な黒ウジ虫が現れて倒したor消えたあとの地面。
STAGE4:水晶のエリアを過ぎたあとの狭い洞窟の入り口の手前の天井。
STAGE5:イソギンチャクが石を吐くゾーンで上方のザコが出てこなくなったあとの画面上端。
STAGE7:降りしきるゴミの場面から再びさびた鉄骨の場面に入るところの入口上の方。
FINAL STAGE:中ボスを倒し壊れていく通路を高速突破するとき、通路下のほう。
・無敵?(バグか裏技か不明)
2009年1月現在4回ほど経験。オプション兵器の発射口の動きが乱れて攻撃できなくなるが、かわりに無敵になる現象。
無敵になったあと、通常弾とエネルギー弾でのみ攻撃可になり、1UPアイテムは取れなくなった。
プレイヤー…1Pはアフランで2Pはミューゼ(4/4)
突入状況…STAGE4のボスを倒したあとの流れ弾に当たる(2/4) STAGE7のボスを倒したあとの流れ弾に当たる(1/4) 不明(1/4)
上記の条件を満たしても無敵にならないことが多々あるので、他に条件があるのか、単なるバグなのか…。
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