算数実戦編問20の解答

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<解説>

まずは2回目の出会いから考えます。

Aは、Aが出発してから2回目にBと出会うまでに10分間休んでいます。
また、Bは、Aが出発してから5分後に出発し、2回目にAと出会うまでに5分間休んでいます。
よって、Aが出発してから2回目に出会うまでに進んだ時間は(2人とも10分だけ動かなかった時間があるので)2人とも同じです
2回目に出会うまでに、Aは 40+32=72km、Bは 40+(40−32)=48km進んでいますから、AとBの速さの比は進んだ距離の比と同じで72:48=3:2です。

次に、1回目の出会いを考えます。
Aが出発してからこのときまでに、2人はあわせて40km進んでいることになります。

Aが1分間に進む距離を[3]とすると、Bが1分間に進む距離は [2]ですね。
Aが32分間、Bは32−5=27分間進んだので、 [3]×32+[2]×27=[150] が40kmにあたります。
Aが1分間に進む距離は 40÷150×3=0.8kmなので、Aの時速は 0.8×60=48km/hですから、Bの時速は 48×2/3=32km/hです。

正解;A…48km/h、B…32km/h


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