算数実戦編問21の解答

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<解説>

一見して条件不足に思えますが、考えようによっては暗算でもできてしまいます。

まず2通りの買い方についての面積図を書いてみましょう。

面積図1

上と下では、プリッツ大とプリッツ小の面積を入れ替えていることに注意してください。実はここがポイントです。

この2つの面積図を、次の図のように重ねてみます。すると…

面積図2

次のような面積図が出来上がります。
あちこちがでこぼこした形になると思いきや、長方形を2つくっつけた比較的単純な形になりますね。
全体の面積は、2通りの買い方で必要な代金の和に等しいので、7500+7800=15300円です。

さて、図の赤色の長方形の横の長さがポッキー大の箱数を表しています。
赤色の部分の面積は、15300−280×50=1300円ですから、
ポッキー大の箱数は、1300÷(380−280)=13箱です。

※余談ですが、箱数がぴたりと求まるのはポッキー大だけです。
買わない種類があってはいけないものとすると、具体的な買い方としては、
(ポッキー大,ポッキー小,プリッツ大,プリッツ小)=(13,2,15,20)、(13,4,14,19)…
など、全部で15通りの買い方があります。

正解;13箱

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