算数実戦編問31の解答

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<解説>

まずは利益分を確保しておきましょう。(これに気付かないと算数で解くのは厳しい…)
ポッキーだけの利益は120円ですから、120÷24=5箱、
プリッツだけの利益は270円ですから、270÷15=18箱
それぞれ売れば、利益は確保できます。

残りの50−(5+18)=27箱では、ポッキー・プリッツとも損得がないようにすればいいわけです。

原価の半額で売ると、1箱につき原価の半額だけ損をすることになります。
原価はポッキーもプリッツも同じですから、ポッキー2箱とプリッツ5箱を原価の半額で売ることにより損をした額は、ポッキー:プリッツ=2:5となります。
損得がないようにするには、あとの27−7=20箱で、ポッキー・プリッツとも損した分と同じだけの利益を得ればいいので、利益の比はポッキー:プリッツ=2:5となればいいですね。

その20箱のうち、ポッキーの数を<ポ>、プリッツの数を<プ>とすると、
24×<ポ>:15×<プ>=2:5 つまり 120×<ポ>=30×<プ>
となるので、 <ポ>:<プ>=30:120=1:4 となります。

よって、<ポ>=20×1/(1+4)=4箱、 <プ>=20−4=16箱 とわかりました。

(1)はじめにポッキーは 5+2+4=11箱 ありました。

(2)プリッツ5箱を原価の半額で売って損した額と、プリッツ16箱を定価のまま売って得た利益の額は等しいのですから、
原価の半額は 16×15÷5=48円です。
よって、プリッツの定価は、48×2+15=111円です。

正解;(1)11箱 (2)111円

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