算数実戦編問44の解答

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<解説>
BPの延長線とADの延長線の交点をQとします。相似や特殊図形の発見ができるかどうか…

解説図

BPを折り目として三角形BCPを折り返すと、移動後のCは頂点Aにピッタリ重なったので、BC=BAです。
また、角PBC=角PBAですね。

次に、ADとBCが平行なので、“平行線の錯角”より、角QBC=角BQA。
よって角ABQ=角AQBとなり、三角形ABQはAB=AQの二等辺三角形です。

また、ADとBCが平行なので、三角形PBCと三角形PQDは(いわゆるチョウチョ型)相似です。
相似比は、PC:PD=5:3。 したがってBC:QDも5:3となります。

このことからBC=、QD=とおくと、
AB=BC=、AQ=4+です。
三角形ABQはAB=AQの二等辺三角形でしたから、結局 =4+ です。 よって、=4cmですから、=2cm。

求めたいのはBCですから、2×5=10cmとわかります。

正解;10cm


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