問72の解答
<解説>
正方形の面積を、うまく相似にからめられるかどうかがカギ。
点Dから辺ABに向けて垂線DHを下ろします。
このときできた△AHDを、点Dを中心に180度回転させてできた三角形をPIDとします。…◆
明らかに3点HDIは一直線上に並び、点Pは辺AC上にきます。
さらに、点Iから辺BCに向けて垂線IJを下ろします。
すると、四角形HBJIは、正方形DEFGの面積の2倍の正方形です。…★
条件より、角EFB=角GFJ=(180−90)÷2=45度。
これと角FEO=45度などから、HIとEGとBJは平行。
これらのことから、△の印のついた三角形は全て合同な直角二等辺三角形です。
以上のことから★が言えます(細かい証明は省略^^;)。
ところで、PJとABは平行ですから、△CABと△CPJは相似です。
◆より、台形ABJPは正方形HBJIに変形でき、その面積は★より84×2=168cm2。
△CPJの面積は200−168=32cm2です。
△CABと△CPJの面積比は200:32=25:4=5×5:2×2です。
相似な図形の面積比は「(相似比)×(相似比)」に等しいので、△CABと△CPJの相似比は5:2ですね!
BCの長さを[5]とすると、BF=([5]−[2])÷2=[1.5]、FC=[5]−[1.5]=[3.5]ですね。
というわけで、BF:FC=3:7です。
正解;3:7 |