算数限界編問30の解答

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<解説>

駅の数が少ない場合で実験して、手がかりを見つけましょう。

駅が2つしかないときは、明らかに1通りしかありません。
では、新しい駅を終点の手前に作って駅を3つにした場合はどうでしょうか。
停車する駅を○と表して考えてみます。

駅が3つの場合、真ん中の駅に「行き帰りとも止まる」「行きだけ止まる」「帰りだけ止まる」の3通りあります。

行き 行き 行き×
帰り 帰り× 帰り

ここで、駅が全部でnつあるとき、新しく追加した駅において
「行き帰りとも止まる」方法『An』通り、「行きだけ止まる」方法『Bn』通り、「帰りだけ止まる」方法『Cn』通り
と表すことにします。
たとえば駅が全部で3つあるとき、 A3=1通り、 B3=1通り、 C3=1通り と書けます。

では、駅をさらに増やして4つになった場合、どんな止まり方があるかを考えてみましょう。
駅が3つの場合をうまく利用すれば、ぐんと数えやすくなります。

A3 B3 C3
行き 行き 行き×
帰り 帰り× 帰り
・新しい駅では「行き帰りとも止まる」とき(A4)
 新しい駅の手前では「行き帰りとも止まる」「行きだけ止まる」「帰りだけ止まる」のどれでもOKです。
 これは、駅が3つの場合におけるA3・B3・C3のどれでもよいということですから、A3+B3+C3=1+1+1=3通り。
・新しい駅では「行きだけ止まる」とき(B4)
 帰りは新しい駅の手前で必ず止まらないといけないので、「行き帰りとも止まる」「帰りだけ止まる」のいずれか。
 これは、駅が3つの場合におけるA3・C3の止まり方ですので、A3+C3=1+1=2通り。
・新しい駅では「帰りだけ止まる」とき(C4)
 行きは新しい駅の手前で必ず止まらないといけないので、「行き帰りとも止まる」「行きだけ止まる」のいずれか。
 これは、駅が3つの場合におけるA3・B3の止まり方ですので、A3+B3=1+1=2通り。
(以上より、駅が4つの場合の止まり方は全部で 3+2+2=7通り です)

さあ慣れましたか?駅が5つの場合

A4 B4 C4
行き 行き 行き×
帰り 帰り× 帰り
・新しい駅では「行き帰りとも止まる」とき(A5)
 A4+B4+C4=3+2+2=7通り
・新しい駅では「行きだけ止まる」とき(B5)
 A4+C4=3+2=5通り
・新しい駅では「帰りだけ止まる」とき(C5)
 A4+B4=3+2=5通り
(駅が5つの場合の止まり方は全部で 7+5+5=17通り)

以下同様にして、
駅が6つの場合、
A6=A5+B5+C5=7+5+5=17通り
B6=A5+C5=7+5=12通り
C6=A5+B5=7+5=12通り

駅が7つの場合、
A7=A6+B6+C6=17+12+12=41通り
B7=A6+C6=17+12=29通り
C7=A6+B6=17+12=29通り

駅が8つの場合、
A8=A7+B7+C7=41+29+29=99通り
B8=A7+C7=41+29=70通り
C8=A7+B7=41+29=70通り

駅が9つの場合、
A9=A8+B8+C8=99+70+70=239通り
B9=A8+C8=99+70=169通り
C9=A8+B8=99+70=169通り

以上より 239+169+169=577通り です。

正解;577通り


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