から瀧トンネル・エピソード1

その隧道は、いの町(旧本川村)に確かに存在した。
地図で見ると、深い山中をうねうねと走る道路にぽつんと隧道が。

しかし、その隧道までの道は過酷なダート10km。道なき道さえ進まねばならない。
状況を知る者は言う。「自動車での通行は困難だ」、と。
一方で「四駆車であれば何とかいける」という話も聞いた。

以前に一度挑戦して挫折(大敗北)を喫したこともあり、なかなか再挑戦する気が起こらなかったが…

…行ってやろうじゃないか!

2004年5月、ついにリベンジの決心がつき、再訪問。そして……

素人がこの道に挑戦すると、冗談抜きで命を落としかねないと予め警告しておく。

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※撮影日:2004.05/24

まず高知県道40号石鎚公園線を東に。。この県道自体なかなか険しい道… 


 
旧本川村(現いの町)寺川集落でこんな分岐が現れる。
直進=険道続行、右折=恐怖の林道。
 
右折してすぐにある怪しい標識。
ごちゃごちゃしてとてもわかりにくい上、全てのルートに行き止まりの×印(笑
 


 


 
該当路線は少しの間だけ舗装路。
ええ、「少しの間」だけね。
 
で、間もなくこんな分岐に出くわす。左は急坂舗装路、直進は狭そうなダート。
目指す道はどちらかというと…

 


 


 
カンのいい方はお分かりであろう。答えは直進である。
この寺川林道を直進で目的の隧道に行けるはず…なのだが。
 
基本的には狭めだが、時折道幅が広くなったりするダート。
 


 


 
序盤はまあフラットの部類のダート。
木陰の中をゆったりと。
 
ここが前回ギブアップ地点のタイトカーブ。これまで経験値を積み重ねてきたお陰で、今回は楽々突破。

 


 


 
む、軽トラのあたりに何かの看板を発見。
 
路線名称はここから自念子林道らしい。
てことは、ここまでが寺川林道または鎌薮林道てこと?
よくわからんが、そういうことにしておけば何かと都合が良いかな。
 


 
目指すトンネルは遥か先。まだフラットなダートは、いつか牙を剥く…


その2に続く。


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