から瀧トンネル・ラストエピソード

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その3より



 
なおも続く激荒れダート。
精神的に限界が近づいていた……いや実際には既に限界を突破していたかもしれない。
 
まだ道は続くみたいだ。でももうすぐ隧道に辿り着けるはず。。
そうやって自分を騙し騙しにしてここまで来た。。。


 


 


 
もしや前方のあの辺にトンネルあるんじゃないか?
根拠はないが、なんとなくそんな気がした。
 
少し気力が戻ってきた。最後の力を振り絞りなおも進む。そして…
 


 
で、で、で、で、で、出たー! これが求めていた隧道だ!!

隧道を発見した瞬間、全身が震える震える。
 


 
すべてにおいて、さきの自念子隧道より若干規模が大きいから瀧トンネル。
 
内部の写真。自念子隧道の縦長とは違い、なかなか良い曲線。
コンクリ巻きではあるが、難敵制覇中というのもあって格別な心地。
 


 
無事にトンネルを通り抜け、これにて目的達成である。

こちら側の坑口には大きな亀裂が目立つ。要補修(無理か…)
 


 
これが扁額。やけに小さいのが特徴。

さあもういいだろう、撤収!
…そっか、来た道を戻るのかorz
 

コメント:から瀧トンネルも自念子隧道もコンクリ巻きであることは少々残念でしたが、それでも訪問できたこと自体満足。
から瀧トンネル東側坑口付近は予想以上に損傷が激しく、近いうちに崩落してしまうのではないかとさえ思いました。。

それにしても、この道は本当にヤバイ。普通の車ではとても通行が無理な大荒れダート、ガードレールなし、通行車両皆無…
そんなわけで道中で虎ぶったとしても、なすすべがない危険な道です。間違っても隧道に行こうと思わないように。

正直に告白すると、直径1mほどの平らな岩を目の当たりにしたあたりから、完全に余裕がなくなってます。
平らな石突破の先に「石の川」を突破するというイベントなんかもありましたが、撮影する余裕すら残っていませんでした。
うーん、パーフェクトなレポにならなかったのは大反省 ○... | ̄|_


おわり。


(おまけ)走行データ

     自念子林道標識→→→鎌薮谷の橋→→→自念子隧道→→→から瀧トンネル
           3.3k(10分)   1.6k(10分)   2.3k(15分)


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