から瀧トンネル・エピソード3

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その2より



 
やはり、急に走りにくいダートとなった。
中央の雑草の生え様を見れば、どれだけの人が利用しているかがわかるであろう。
 
需要がない道は管理されることなく放置。まあ当然の摂理ではある。
だが目指す隧道は今にも消えそうなこの道の先にある。
 


 


 
岩盤はむき出し。完全放置の石ころ達。
進めば進むほど道は荒れていくという極めて絶望的な状況。
もはや四駆でなければ通行不能だろう。
 
半泣きになりつつ進むと、やっととさいっこ目の隧道が現れた!

こいつは多くの地図には載っていないが、隧道存在の情報は聞いていた。
 
自念子隧道の断面は、林道によくある縦長タイプである。
内部の路面もかなり悪く、隧道を通る風に浸る余裕はない。
 


 


 
昭和58年3月製の25m。
ごく短いものの、よくこんなところに道と隧道作ったもんだなあ。
 
こうして苦難の末、難敵の1つ・自念子隧道を征服した。ばんざーい

でもメインの隧道はさらに奥にあるんだよな…
 


 


 
出た!!
自念子林道の名物(?)「小石の川」の出現である。
状況を簡単に説明をすると、つまり、道を川ではなく無数の小石が横切っている。

てゆーかもはや道じゃねーだろこれ。
 
更に前方には、道中央にでんと居座る直径1mほどの平らな岩。
段差が小さいので何とか突破できたが、一般道にこんなんあったらまず通行止。

いやはや日常の道の常識がまったくもって通じない道である。
 


 

この辺から写真撮影する余裕はまったくなく、自分の命の防衛に最善を尽くしていた。そして…

ラスト・エピソード…!


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