離島に挑むシリーズ4 小豆島編
Part1 〜新町隧道&自歩道トンネル〜

香川県最大の離島・小豆島には、小規模ながらも数多くの隧道が存在している。
中には、土木遺産に指定されている大物物件も眠っているという。
なので小豆島は以前から行きたかった地域である。しかし高知からはいかんせん遠いのがネック…

何とか短期間で調査できないものかと机上調査を開始。
すると小豆島を結ぶフェリーの数は10便以上と多く、しかも車両も比較的手軽に運べるということが判明!
その朗報により、理論上は一日での調査が可能という結論がはじき出された。

TNL Projectの探索の手が、ついに小豆島まで伸びる。
離島に挑むシリーズ、いよいよクライマックスだ!

地味ながら、クルマによる探索は離島シリーズでは初である。

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※撮影日:2005.08/24

高知ICから高松西ICまでは高速をブッ飛ばし、そっからフェリー乗り場までは国道をまったりと。さすが高松交通量は多いぜ。


 
フェリーに車を載せるのは初めてなんで、戸惑ってしまった。
誘導が親切だったから何とかなった。

 [10:30]
 
瀬戸内海の真っ只中だからぜーんぜん船が揺れない。
船の進みもなんだかゆーったりのような気がしないでもない。
 


 


 
出航から1時間ほどで土庄港に着くのであった。
 
土庄港に降り立ち、早速車を走らせる!

 [11:40]

早速迷う。。orz
地図を見て本線(国道)復帰を目指そうとしていたら、10km/時標識発見。
 


 
島内の道は入り組んでいたり、変なコースだったりで案外迷いやすいかもしれん。
道幅も微妙に狭かったりするので、注意、注意。
 


 
やっと国道436号に出たとほっとしたら、もう新町隧道北口に着いてしまった。
これは流石に「2車線ですっ!」とごまかすことができないほど狭い。

延長93m、1942年竣工。
戦前物件にしてはポータルのコンクリが新し過ぎ?

 
隧道北側の扁額は埋め込まれておらず上から吊り下げているような感じだった。
やっぱり後付けなのかな?

 


 


 
内部の古めかしいコンクリ巻きに妙な風格を感じる。これは竣工当時のものか。

交通量が多く狭いのでこの隧道内部は通り抜けたくない。
ていうかすぐ横に歩行者トンネルあり。
 
つーわけで、中途半端に新しそうな歩道用トンネルを通ってみよう。
 


 


 
歩道用トンネルの銘板を一応紹介しておこうと思った次第である。
 
内部は大きくカーブしており、出口が見えない。
内部には壁画が描かれていたのは、出口が見えないことによる恐怖の心理を誤魔化す為だろうか(多分違う)
 


 


 
こちらは歩道トンネルの南側。そのまま勢い良く歩道トンネルを出ると、そのまま車道に突っ込みそうで怖い危険線形。。
 
んで、これが車道の新町隧道の南側。
ツタか何かが生い茂ってポータルの様子がまったくわかんないや。。
 


 


 
困ったときの裏技頼み(
植物の侵食が少ない春の新町隧道南側の写真をいただいたのでここに公開。
神社の鳥居のような立派なポータルが見て取れる。
 〔写真提供:S.W氏=2004年4月〕
 
この頃は北側の扁額も辛うじて確認できた模様。
こうやって見る限り、やはり南側は改修されてしまったのか…
 〔写真提供:S.W氏=2004年4月〕
 


 
新町隧道抜けてすぐの信号を右折し、県道254号の隧道を目指してみる。
 

Part2


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