離島に挑むシリーズ4 小豆島編
Part5 〜中山の廃隧道・前編〜

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Part4

最後に訪問するのは、池田町の中心あたりにある物件で、なんと廃隧道。
港の小豆島ガイドポスターにも『中山の廃隧道』の名で紹介されている。
人が多かったので、残念ながらポスター撮影はあきらめたが。

さて、これまでは主に東方面に移動していたが、今度は国道436号を西に進み、途中で県道252号に入ることになる。



 
国道436号を走っていると、後方に妙に黄色い気配を感じ取ったので停車して振り向いてみると…
そこではみんな大好き(?)あのキャラクターが防災を促していた!
 
ピカチュウだ!
熱い夏でもずっとこんな場所に居るからか、日焼けして黒くなっている。
日焼けしてもカワイイね(はぁと などと意味不明なことを言ってるヒマはない。
 


 


 
池田町役場の近くで、県道に乗り換え。
こちらも山岳道路だが、整備された2車線道路に見える。
 
昔の道をそのまま拡幅したのだろうか、ちょっとうねっている。
 


 


 
ものの数分で峠に着き、広場に駐車。
確かこの辺に廃隧道があるという話なんだけど…
 
徒歩で近づいてみると…
おっ、あった。アレだな!
とりあえず隧道はあっけなくも発見。
 


 


 
もっと近づいてみた。
かなり断面の小さな物件であるが、丁寧に作られた石造りであることがわかる。

しかしこの物件にはひとつ大きな懸念があった。
 
ではここで写真をご覧いただこう。
 〔写真提供:m-tadaさん=2004年7月〕

2004年当時の状態は、このように草木が生い茂って坑口に近づくことさえ困難だったそうだ。

今年もこのような状態だったら詳しい探索はしないつもりであったが…
 


 


 
今年の状態はこれ!
道の両脇から草がせり出してきているものの、道路中央を支配していた植物は撤去され、坑口のほぼ全体が見えるほど道路状況は回復していた!
 
ならば正面から近づいてみよう。
残念ながら、坑口下部には 標識+鎖 の通行止バリューセットがあるのを発見、車で通り抜けるのは不可能だ。
 


 


 
扁額は健在で「高坂隧道」とあった。
「道」の字崩しすぎでない?というツッコミは、ある意味崩れている現代人はするべきではないだろう。
 
さて、ここを通り抜けるべきなのかやめとくべきなのか…

…これはもう決まりだろう!
 


 

 

 

 

い ざ 入 洞

Part6


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